こんにちは。港区OLみきです(*´艸`*)
「○○王」「○○貴族」という言葉を聞いて、皆さまの頭に最初に浮かぶのは何でしょうか?
・・・投資をされている人であれば、思い浮かぶのはアレで間違いないでしょう。
「配当王」
「配当貴族」
ですよね!
特に配当金狙いの投資家の中には、ポートフォリオの大部分を配当王や配当貴族が占めているという人もいらっしゃると思います。
今回は「配当王や配当貴族ってホントにスゴイの?」「累進的配当政策との関係性は?」といった点について語りたいと思います(゚∀゚)アヒャ
題して
配当王と配当貴族ってマジでスゴイんだぞっ!(+もっとカッコいいヤツもいるんだぞっ!)
です。
この記事を読むとわかること
・配当王と配当貴族が何者かわかる
・配当王と配当貴族のスゴさがわかる
・累進的配当政策について理解が深まる
目次
配当王と配当貴族とは
「配当王」とは、過去50年以上にわたって増配を行っている企業(銘柄)のことであり、これは、成長性、安定性、信頼性を意味します。
これに対して「配当貴族」は過去25年以上にわたって増配を行っている企業のことです。
このように長い間、途切れることなく配当を支払い、かつ増配を行ってきた企業は、苦境からの回復力、組織の統制力、株主への責任感という特徴を有しているとも言えます。
※アメリカの配当王と配当貴族には以下の様な企業が該当します。
【配当王】
・コカ・コーラ(KO)
・プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
・ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
・スリーエム(MMM) など
【配当貴族】
・AT&T(T)
・エクソン・モービル(XOM)
・マクドナルド(MCD)
・アッヴィ(ABBV)
・ペプシコ(PEP) など
累進的配当政策とは
以前、私のブログでもとりあげたことがありますが、その時の説明を引用させていただくと以下の様なことです。
累進的配当政策とは、減配をせずに前年の配当額を維持、または前年の配当額より多く配当金を出すことです。
言い換えると、「もし業績が悪くなったとしても配当金は減らしません!」「業績が良ければ株主の皆様に還元します!」ということです。
株主にとってこれ以上ない程の安心材料であり、魅力的な銘柄ですよね(*´ω`*)♡
累進的配当政策を語るうえで、必ず理解しておいていただきたいのは「業績が良くて結果的に累進的配当を実施している」事と「累進的配当を宣言したうえで累進的配当を実施している」ことは全く別物という点です。
コチラの記事を読んでいただくと、より理解が深まります。
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【初心者必見!】 門外不出の高配当銘柄の選び方☆ 〜私が失敗から学んだこと〜
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「配当王」「配当貴族」「累進的配当政策」のスゴさに迫る!
それでは、それぞれの言葉について理解していただいたところで、これらのスゴさに迫ります。
今回は私の大好きなサッカーに例えてそのスゴさをお伝えしたいと思います(*´艸`*)

いけるのか?
まずは言葉の定義は以下です。
・選手 = 企業(銘柄)
・配当金 = ゴール数
この2点を理解していただいたうえで、この後の例えを見てみましょう!
「配当王」「配当貴族」のスゴさ
まず、25年や50年もの間、企業が存続し続けていることがスゴイことなのです!
例えばベンチャー企業の場合、創業からの生存率は5年後は15.0%、10年後は6.3%。20年後は0.3%とも言われています。
サッカーに例えると、50年以上も現役で活躍し続けている状態です。
サッカーの第一線で活躍することも大変なことなのに、50年以上も現役なのです!

仮に18歳でプロデビューしたとして、68歳になっても第一線で活躍していることになりますよね。

それに加えて、配当王の場合は50年以上もの間、1シーズンのゴール数(増配)を毎年のように更新し続けている状態です。
プロデビューのシーズン(18歳)が1ゴールだったとして、50年目シーズン(68歳)では50ゴール決めるわけですから。もうスーパーマンですね。年齢と経験を重ねるほど、ゴールを量産している状態w

また、プロ生活(企業経営)をしていると、ときには怪我(業績悪化)もあるでしょう。それにもかかわらず、毎年のように前年以上のパフォーマンスを発揮している状態って驚異的ですよね。

配当貴族は配当王に比べて年数は少ないものの、サッカーに当てはめると配当王と同様にスゴイですよね!
「累進的配当政策」のスゴさ
累進的配当政策を宣言している企業はもっとすごい(カッコいい)のです!
「昨シーズン同等もしくはそれ以上のゴールを決めてやるぜっ!」とシーズン開幕前にファンや首脳陣に宣言したうえで、それを成し遂げるわけなので。
超ワールドクラスの選手だな

話は少し変わりますが、最近、「米国株の配当王や配当貴族の中で累進的配当政策を宣言している企業ってあるのだろうか?」とふと思ったのですが、どうなんでしょうか!?
残念ながら私のリサーチ力ではその答えに辿り着けませんでしたが、私の予想では「アメリカには累進的配当政策を宣言している企業はいない」または「アメリカには累進的配当政策という概念(考え方)が存在しない」のどちらかではないかと思っています。
・・・仮に私の予想が正しかったとしても、アメリカは「株主第一主義」の風潮があるので、配当王や配当貴族が仮に累進的配当政策を宣言していない企業(銘柄)だったとしても、日本のその様な企業に比べると、減配する可能性は低いと考えて良いと思います。
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まとめ
いかがでしたか?
「配当王、配当貴族、累進的配当政策ってスゴイな〜」と漠然と思っていた人も、サッカーに当てはめて考えてみると、その偉大さを改めて理解できたと思います。
難しい投資の言葉や話も"自分の好きなもの"に当てはめて考えてみると、なんとなーく身近に感じることができるかもしれませんね。
ポイント
・「配当王」は50年以上増配を続けている銘柄
・「配当貴族」は25年以上増配を続けている銘柄
・「累進的配当政策」は減配をせずに前年の配当額を維持、または前年の配当額より多く配当金を出すこと
Good Luck♡